稼げるライターになるためのPoint⑥ 「論拠」読み手に納得してもらえる文章を書こう!
説得力は論拠から生まれる。
「どうすれば読み手に納得した文章を書けるのか」と切実に思ったことはありませんでしょうか?
ズバリ、人を納得させるには「論拠」で決まるのです。
「論拠」と言われても中々イメージしづらいと思いますので、
今回はPoint⑥の「論拠」について、わかりやすくご説明させていただきます。
相手の頭ににすっと入る「論拠」とは
文章の説得力は「論拠」から生まれます。
そのためには自分の主張の正当性を示す根拠がしっかり筋道立てて述べられ、相手にとって納得のいくものになっているかどうかが重要です。
それでは以下に「論拠」のコツをお伝えします。
正論を押し付けても意味がない
あまりにも正しい事実を「論拠」に掲げてしまうとそこで思考停止に陥り、問題を慎重に考えようとする気持ちをなくしてしまう可能性があります。
多くの問題は正しいことが正しいとわかっていてもどうしようもなく起きてしまう。
そのため問題はその先の「なぜ?そうなっているのか?」という部分なのです。
何かを発信するときには単なる事実だけではなくて、そこから先の自分の意見、問題提起をしましょう。
自分の実感を洗い出す
例えばある意見があったときに、賛成派も反対派もどちらでもない派の人もいます。
色々な考えの人がいるから社会は面白いのです。
多様な考えの人がいることを踏まえた上で「自分は今何が問題と感じているのか」を洗い出してみましょう。
問題を多角的に見る
そして今度は、一旦自分の考えを置いて外を見てみましょう。
しかも意図的に角度を変えて多角的に見てみるのです。
必要な基礎知識を調べ、自分とは反対の意見を調べ、ときには海外との比較もしてみる。
必要であれば歴史的背景なども調べてみましょう。このように自分の主観だけではなく、客観性も入れることで説得力が増すのです。
再び自分自身へ
視野を広げて問題の全体像を見た上でどういう意見を出すかは再び自分自身にかかっています。
同じ事実を前にしても、自分の環境や世界観が違えば意見は全く違ったものになります。
視野を広げた上であなただけのオリジナルの意見・考えを述べましょう。
上記の手順を踏めばそこには自ずと説得力が増しますよ!
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いかがでしたでしょうか?
今回はPoint⑥の「論拠」についてお伝えしました。
読まれずにすぐ飽きてしまう文章は、内容がありきたりと言えます。
自分のファンを作っていくには読者を引き込むオリジナリティーのある内容かつ説得力のある内容が必要なのです。
最初は難しいかもしれませんが、今回の「論拠を示すコツ」をぜひ実践してみてください。
次回はPoint⑦の「根本思想」について説明させていただきます!