ライターの卵たちに贈る!稼げるライターになるためのライティング講座

手に職をつけるために「ライターになりたい!」という方が最近増えてきています。しかし、ライティングの勉強方法は世の中的に少ないと感じています。このブログで、少しでも皆さんが「稼げるライター」になるためのサポートができれば幸いです。

稼げるライターになるためのPoint① 「意見」 自分が言いたいことを明確にしよう!

言いたいことがなければ文章は成立しない。

前回の記事では、文章力・ライティング能力を向上させるために必要な、文章を機能させる7つの要件をご説明させていただきました。本日からはその7つの要件を順を追って説明させていただきます。

今回はPoint①の「意見」についてです。

大事な部分になりますのでしっかりチェックしてくださいね。

 

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そもそも意見とはなに?

意見とは、自分が考えてきた「問い」に対して、自分が出した「答え」になります。

 

意見の裏には必ず「問い」があります。自分の「問題意識」とも言い換えられるかもしれませんね。

 

いい意見を出す人は問いも深く、問いが浅いと意見もそれなりになってしまいます。

 

多くの場合、問いは無意識の中にあり、正体不明の違和感、引っ掛かりを抱えてある日ふと何に悩んでいたかが気づく経験がある方も多いと思います。

何に悩んでいるかがわかっただけで、問いの正体がわかり随分スッキリします。

 

良いライター、もっと言えば稼げるライターとは、この感覚を文章を通して読み手に伝えるのです。

 

以下に文章の問いとしてダメな例を紹介させていただきます。

ダメな例

・知識や情報を並べただけで結局自分の見解がない。

・言いたいことがたくさんありすぎて絞れない。

・言いたいことが自分でもはっきりしていない。

・一般的で世の中にありふれている内容。

・自分の根本にある想いに嘘をついている。

 

意見がしっかりしていないと、何を汲み取って良いのかがわからなくなり、読み手は困ります。

そのために自分の「意見」をはっきりさせることが大切なのです。

 

それでは自分の意見を発見する方法をお伝えします。

 

自分の意見を発見する方法とは?

今までの説明の中で少し難しい話だと敬遠してしまった人もいらっしゃるかもしれませんが、難しいことは一切ありません。

自分で問いを立てて、自分で答えを出す癖をつけましょう。

 

自分で問いを立てて、自分で答えを出す、さらにその答えに新しい問いを立てる。問い→答え→問い→答えを繰り返していくことで、考えは前に進みます。

 

大きな問いにいきなり答えを出そうとすると中々答えが出ず、考えるのが嫌になってしまいます。そこでまずその問いを考えるために有効ないくつかの小さな問いを洗い出します。

 

最初はいい問いが浮かんでこなくても、徐々に慣れてきていい問いが立つようになります。これを粘り強く繰り返していけば自分の考えがはっきりして、これがあなたの意見になるのです。

 

問いを立てるエリアを広げていく

「問い」を立てているのに考えが行き詰まってしまうこともあると思います。

効率よくテーマと直結するエリアだけに問いを立てようとすると、意見は狭くいき詰まってしまいます。

そこで問いを立てるエリアを広げてみましょう。

 

ポイントは過去→現在→未来へと流れる時間軸を、自分→身の回り→日本社会→世界へと空間軸と視野をどんどん広げていくことです!

 

一見遠回りに感じるかもしれませんが、全てが近道だけでは到達できず、

遠回りをして考えてみることも大事なのです。

 

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いかがでしたでしょうか?今回はPoint①の「意見」についてお伝えしました。まずは伝えたいものを明確にしましょう。

次回はPoint②の「望む結果」について説明させていただきます。

お楽しみに!