ライターの卵たちに贈る!稼げるライターになるためのライティング講座

手に職をつけるために「ライターになりたい!」という方が最近増えてきています。しかし、ライティングの勉強方法は世の中的に少ないと感じています。このブログで、少しでも皆さんが「稼げるライター」になるためのサポートができれば幸いです。

そもそも文章力・ライティング能力とは?文章を機能させる7つの要件とは。

鑑賞ではなく機能する文章を

「文章力を上げたい」「ライティング能力を身に付けたい」とよく言われますが、そのその文章力・ライティング能力とは一体なんなのでしょうか。

 

筆者が考える文章力・ライティング能力とは、「自分の書いたもので読み手の心を動かし、状況を切り開き、望む結果を出すこと」だと思っています。

 

ポイントとなるのは読み手の心を動かすことです。読み手の心が動けば、なんらかの形で状況は動き、結果が出ます。

 

しかしそれは自分の意のままに相手を操作することではなく、読み手を共鳴させることです。

 

読み手に共感・納得・発見などの心の動きが生まれれば、やがてそれは読み手の内部で大きな振動となって行動に繋がります。このように人を揺さぶる文章を書くことを目指しましょう。

 

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文章の7つの要件を押さえる

それではきちんとした文章を書くためには、何と何を考えれば良いのでしょうか。

以下に7つの要件を挙げさせていただきます。

 

1.意見

あなたが一番言いたいことは何でしょうか。

 

文中にあなたが考えた、あなた自身の見解や意思を明確に打ち出しましょう。

2.望む結果

誰がどうなることを目指しているのでしょうか。

 

文章が機能した際に紡ぎだしたい状況をできるだけ具体的に書くことが重要です。

3.論点

あなたの問題意識はどこにあるのでしょうか。

 

あなた自身と読み手の双方の問題関心からずれていない問題意識になっているでしょうか。

文中にあなたが提起した「問い」が良い価値を生むものになっているかどうか再度確認してみましょう。

4.読み手

読み手はどんな人でしょうか。

 

誰に書けば良いかを考え、最も適切な相手に向けて文章を書きましょう。

そのためには読み手がどんな人かの分析が必要であり、読み手にフィットした内容を届けることを心がけましょう。

5.自分の立場

相手から見たとき自分はどんな立場にいるのでしょうか。

 

自分は相手からどのように見られているのでしょうか。信頼されているなら文章は有効に働き、不信感を持たれているならばどんなに良いことを書いていたって効力は低くなります。

結果を出すためには自分というメディアの信頼性・影響力を上げていかなければならないのです。

6.論拠

相手が納得する根拠があるでしょうか。

 

自分の主張の正当性を示す根拠がしっかり筋道立てて述べられ、相手にとって納得のいくものになっているかどうかが重要です。

 

文章の説得力は「論拠」から生まれるのです。

7.根本思想

あなたの根本にある想いは何なのでしょうか。

 

根本思想とは文章の根底にある書き手の価値観・生き方・想いである。

文章を支える想いは言葉に書かずとも如実に表れてしまいます。

 

自分の想いや生き方に嘘のない文章を書きましょう。

そこにネガティブな根本思想を持ってしまったら、文章は書き改めても、根本思想が変わらなければ読み手に与える印象は変わりません。

 

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いかがでしたでしょうか?以上の7つが機能する文章を書く上で考えなければならないことです。要素は多々ありますが、文章力・ライティング能力を分解していくと、今回の内容が大きな要素になると考えています。

一つ一つについてはまたの機会に記載していこうと思います。