ライターの卵たちに贈る!稼げるライターになるためのライティング講座

手に職をつけるために「ライターになりたい!」という方が最近増えてきています。しかし、ライティングの勉強方法は世の中的に少ないと感じています。このブログで、少しでも皆さんが「稼げるライター」になるためのサポートができれば幸いです。

稼げるライターになるためのPoint⑦「根本思想」読みやすい文章を書くために実は一番重要なこと。

 

 

根本思想はごまかせない

「根本思想」と聞いてもピンときませんよね。

記事に書かれている内容は皆さんの意見の氷山の一角のようなもので、水面下にはその何倍もの大きな、その人の生き方・価値観が存在しているのです。

それが「根本思想」です。

 

例えば人に対して温かい想いを持っている人の文章は、さりげない書き方をしていても温かさが伝わってきます。

また生き方が後ろ向きな人は、何をどう書いていてもやはり後ろ向きな印象が伝わってしまいます。

 

根本思想を変えない限り、話題を変えても読み手への印象を変えることはできないのです。

今回はPoint⑦の「根本思想」について、わかりやすくご説明させていただきます。

f:id:j7y11k10a8:20170714200808p:plain

 

根本思想を見つける意味

長ったらしい文章にマイナスの印象を持ったことはありませんでしょうか?

長い文章は「結局誰に対して何を伝えたいか」がわからなくなりがちです。

 

それだけではなく、文章を書いている自分も頭の中がぐちゃぐちゃになり、

思考の整理ができなくなるのです。

 

短く書くということは、大事なことだけを残してあとは全部棄てるということです。

短く言えないと言うことは大事なことの順番が自分にもわかっていないということなのです。

 

根本思想の見つけかた

例えば10枚以上にわたるラブレターがあった時に、要約をすると極論「すき」の2文字に要約できてしまいます。

 

長い文章を極力短く要約しようとすれば、根本思想に向かわざるを得なくなり、つまり文章を要約すると根本思想がわかるのです。

自分の根本にある思いが知りたいなら書いたものを極力短く要約してみましょう。

 

「それをひと言でいうと?」と常に考えることによって、文章がわかりやすくなると同時に思考が整理されますよ!

 

自分の想いに忠実であること

もう一つ忘れてはいけないこととして、

上記の根本思想は自分が自信を持って言い切ることが必要という点です。

 

読み手に対して付け焼き刃の知識、自分を偽った言葉が説得力を持つでしょうか?

 

対面ではなく文章だからといっても、そこまで甘くありません。

自分の生き方に嘘をつかずに文章を書くことが、読み手に影響を与える非常に大事な戦略になるのです。

 

自分の腑に落ちるまで、自分の生き方にあった言葉を探し、自分を偽らない文章を書くことによってのみ読み手の心は動くのです。

 

***

いかがでしたでしょうか?

今回はPoint⑦の「根本思想」についてお伝えしました。

文章を書く上で色々なテクニックはありますが、最終的に一番重要なことは、

「自分が実際に考えていることをわかりやすく伝えるということ」です。

 

今回で7つの要件を全てお伝えしました。

ぜひ再度1つずつ読み返してみてくださいね。