ライターの卵たちに贈る!稼げるライターになるためのライティング講座

手に職をつけるために「ライターになりたい!」という方が最近増えてきています。しかし、ライティングの勉強方法は世の中的に少ないと感じています。このブログで、少しでも皆さんが「稼げるライター」になるためのサポートができれば幸いです。

「一文一意」短く言い切る勇気を持とう。

短く言い切る勇気を持つ

本日は、文章を書く上での基本中の基本、「一文一意」について書いていこうと思います。「一文一意」非常にシンプルで簡単なように見えますが、以外と文章を短く終えるのは勇気がいるものです。ついつい、色々と付け加えたくなっちゃいますよね。

 

不用意に、長く書かないようにする事、それが明快な文章を書くための第一歩です。思い切って句点(。)を打って、話を一つ一つ言い切りながら前に進めましょう。

 

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一度にたくさん伝えようとしない。

多くの情報を1つの文に詰め込んで、一度に全部伝えようとすると、読み手に大きな負担をかけてしまいます。「欲張って一度にたくさん詰め込まない」ことが大事です。

 

また、ときには一部を伝えるのを諦めることも重要です。

文章を書いていると、多少なりとも込み入った感じになってしまいます。

そういったときは、いくつかの文に分けてみます。

そして、相対的な重要度を再点検をし、主題から外れたものを思い切って省くと、伝えたいことがよりストレートに伝わります。

 

幹を1本1本立てていく。

文章には幹があり、そこに枝葉が付いています。枝葉ばかりが見えて幹が中々見えない文章は、明快な文章とは言えません。

 

例えば、「彼は、彼女に結婚を申し込んだ」というのが文章の幹で、「いつ、どこで、どのような言葉を使って、どのような状況で」というような描写が、枝葉に当たります。

 

つまり、5W1Hのうち、まずは、「Who(誰)」と「What(何)」に絞って、

述語との関係(どうしたのか)を明確に読者に示すべきなのです。それが文章の幹になります。

 

最後に

英語などでは述語(結論)が早い段階で登場しますが、日本語は多くの場合それが文末にきます。なので、1つの句点が終わった後に書かれたことを全て記憶したまま次の句点までこなければ、意味が取れなくなってしまいます。だから長い文章は疲れるのです。

 

また、英語は最初に文章の主要な骨組み(幹)を示し、補足的な説明は関係代名詞などを用いて後にどんどん付け加えていくことができます。ですから、文章が長くなっても読み手に負担をかけることがあまりありません。

 

このような特徴を考えると、日本語の場合は特に「短く言い切る」配慮が必要なことがわかりますね。

 

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いかがでしたか?今回のお話は文章を書く上での基本中の基本です。

「一文一意」これを意識するだけで、文章はとてもわかりやすくなりますので、是非意識してみてください。