ライターの卵たちに贈る!稼げるライターになるためのライティング講座

手に職をつけるために「ライターになりたい!」という方が最近増えてきています。しかし、ライティングの勉強方法は世の中的に少ないと感じています。このブログで、少しでも皆さんが「稼げるライター」になるためのサポートができれば幸いです。

内容が読者の目に浮かぶように。共感を呼ぶように書こう!

文章は「理解」と「共感」を求めて書く

一般に文章は「理解」と「共感」を求めて書くものですが、抽象化された概念だけで共感を呼ぶことは困難です。人は、頭の中に具体的なイメージを思い浮かべることができたときに、そこに感情移入をして共感を覚えます。

 

ライティングの基本として、書いている本人の頭の中には当然映像がありますが、それが読み手には全く見えていないということを忘れてはいけません。

「自分の中にある映像を読み手と共有する」ということを心がけましょう。

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感動を押し付けず、読み手に感じてもらう

例えば、テレビの実況中継で事件現場や観光地から、アナウンサーが一人で興奮して、高い声で叫んでいるのをよく見かけます。テレビを見ている方はお茶の間で普段通りの気持ちでいます。当事者が勝手に盛り上がられると、しらけてしまう経験をしたことはあるのではないでしょうか。

 

文章でも同じです。

一番理想なのは、「感動」をしたということを言葉として書くのではなくて、その場の状況を淡々と目に浮かぶように描き、それを読んだ人が自発的に「素晴らしい」「感動的だ」と思ってくれることです。

 

読み手に謎をかけたまま終わらない

自分の書いた文章を、何の予備知識も持たない人に読んでもらうため、知らず知らずのうちに読み手に謎をかけてしまい、最後までそれに気づかないことがあります。

 

読み手の情景をイメージし、疑問に思いそうなところは親切に補足してあげましょう。当然これくらい知っていますよね?という感覚で書かれるとしらけてしまいます。

 

読み手の立場に身を置いて感じたり、考えたりすることを忘れると、人は驚くほど自分勝手な文章を書いてしまうものです。

 

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いかがだったでしょうか?

文章を書くときには、自分の考えをはっきりさせると同時に、「相手の立場に立って感じたり考えたりすることができる想像力」を持つことがとても大切です。

つまり、自分の言いたいことを精一杯表現したら、その後、一旦自分のことは忘れて、何も知らない第三者になりきって、初めて読むつもりでその文章を読んでみます。

そして、より分かりやすく、より共感してもらえるように修正してみてください。

 

第三者になりきるということは一見難しいようですが、慣れてしまえばそんなに難しいものではありません。

相手の立場に身を置いてみる習慣が身につくと、意外と簡単に気がつくことも沢山あります。

このスキルは文章を書くときだけではなく、仕事や私生活などでも活きますので、是非意識してみてください!ライターへの第一歩です★