文章は書こうとしてはいけない。伝わる言葉に変換しよう。
話し言葉と書き言葉の違い
「話せるのに書けない!」そんな経験をしている人は多いのではないでしょうか。
話すときは身振り手振り、表情、声による間など様々な道具を使って伝えることができるが、文章ではそれができませんよね。
今回は「話すこと」と「書くこと」は全くの別の行為だということを改めて理解して、話し言葉を伝わる書き言葉に変換する心構えを身につけていただければと思います。
再構築
文章にする前に頭の中で言葉を再構築しましょう。
人から聞いた話や、本を読んで得た知識を一旦自分での言葉で誰かに話してみてください。人から聞いた表現や、本にあった表現と全く同じ表現で話しをすることはないはずです。
バラバラに散らばった知識を再構築し、理解を深めて行くことが重要になってきます。
再発見
文章にする前に頭の中で「あ、こういうことだったのか!」と再認識しましょう。
上記は非常に重要な要素になります。様々な話を聞く中で、自分の知っている知識の中に落とし込んだ時に、「なるほど。あの人の言っていることはこういうことだったのか!」と突然理解できる瞬間があるはずです。
様々な知識を頭の中で整理をして、「再発見」をしましょう。
再認識
自分がどこに反応し、何を面白いと思ったのかを再認識しましょう。
上記も大きな気づきになります。
誰かから聞いた話を別の誰かに伝える時、そこには必ず「私」というフィルターが入ります。
情報化社会の中でどうでも良い情報は自ずと排除され、「私」が面白いと思った情報、重要だと思った情報だけが脳内に残るのです。
そこで自分のフィルターがどこにあるのかを再認識しましょう。
自分にとってはどこが一番面白く、「伝えるべき情報」と判断しているかを理解しましょう。
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いかがでしたでしょうか?「聞いた話を、誰かに話す」くらいは誰もが毎日意識をせずとも行なっていることですよね。今後は改めて、「再構築」「再発見」「再認識」の3つを頭に入れながら聞いた話を人に話し、文章を書く練習をしてみてください。
タイトルが何よりも大事!アクセスを伸ばすための3つのポイント!
タイトルに気を配ろう。
興味を惹かれないタイトルの記事を、わざわざクリックする人なんていませんよね。
以前「良コンテンツを作れば読まれる」とお伝えしましたが、もちろん中身を読んでもらうためにはまずは「クリック」させることが重要になります。
とある統計でタイトルと画像を変えるだけで、クリック数が160%増加したというデータもあるのです。
今回は、記事がSNSでシェアされるように、より多くの人に読んでもらえるような記事タイトルの作り方の3つのポイントをお伝えしたいと思います。
1.ターゲットへの呼びかけ
記事のタイトルを見たときに、「あ、この記事は私のための記事だ!」と思わせることが大事です。「〜必見!」「〜に告ぐ!」のような文言をタイトルの頭に付けましょう!
潜在意識の中で興味のあることがこのタイトルによってクリックされ、記事を読んだ後にはニーズが顕在化することもしばしばあります。
2.まとめ系
「〜する◯つのこと。」「〜のための◯つのポイント」
上記のようなまとめ系の記事は読み手にとっても読むポイントが明確で読みやすいと感じるためにクリックされやすい傾向にあります。まさにこの記事もそうですね。
数字を入れることで視覚的なメリハリがつくこともポイントです。
また数字に関しては偶数ではなく、奇数にした方がクリック数が上がるということが筆者の経験上わかっています。
そしてまとめ系は情報が盛り込まれているため、SEOでも表示順位上がってきやすいというメリットもあり、良いことづくしなのです!
3.具体的な数字を入れる
先ほど記載したように数字を入れることで視覚的なメリハリがつくことに加え、説得力も増すのです。
「〜が30%アップした事例とは?」「〜を10年やってわかったこと」
上記のような具体的な数字が入った記事は、もし興味のある内容であれば「自分より前に試したことを参考にしたい」という心理が働くため、クリックに繋がるのです。
数字を入れることも意識してみましょう。
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いかがでしたでしょうか?昨今流行はSNSで作られると言われている中で、クリックされる記事タイトル付けは重要になります。
記事をクリックされ拡散をされるようなタイトル付けを意識しましょう。
もちろん、SNSでの拡散と同時に、SEOで表示順位を上げていく施策も必要になってくるので、タイトルの中に「キーワード」を盛り込む必要もあります!
どんな内容を書けばいいの?売れっ子ライターは悩みを解決してくれる!
ユーザーの悩みを解決するコンテンツを書こう!
皆さんは何か悩みごとや困ったことが出てきた時にどうしますでしょうか。
Googleで検索しませんか?いわゆる「ググる」というやつですね。
例えば今食べているものが健康かどうかが知りたい時は「納豆 栄養」、腰痛に悩まされている方は「腰痛 直し方」のように検索するような具合です。
上記のように何か目的を持って検索するユーザーの悩みを解決するようなコンテンツ作りを心がけましょう。以下にコツをお伝えしますね。
特定分野に特化したハウツー型コンテンツ
いわゆる「ハウツー」と呼ばれる、日常の悩みやコツなどを紹介しましょう。
人々は役に立つ情報を必要としていて、皆さんがそれを提供する。そうすれば共感をされ、シェアされPVが伸びていく。
とっても当たり前な話ですよね。
ここで重要なのは「特定分野」に特化をするということです。ニッチな分野で攻めましょう。
例えば借金の返済方法や、ナンパの成功方法などです。ライティングの方法やブログでの稼ぎ方ももちろんここに入ります。
この情報社会の中で埋もれないようには、特定分野に特化をして読者が「なるほどな」と思う情報を発信していくことが重要です。
実用的なコンテンツ
皆さんは同じサイトに何度も訪れた経験はありませんでしょうか?
少し視点を変えて、「何度も検索してしまう記事」は何かを考えてみましょう。大抵の記事は1度読めばもう読むことはほとんどありませんが、何度も訪れてしまうサイトも中にはありますよね。
料理のレシピやランチスポットなどはいかがでしょうか。例えば「渋谷 ランチ」などで検索しお店を見つけ、また1週間後に同じサイトに訪れるという経験をしたことはありませんでしょうか。
このように「実用的なコンテンツ」を作ってしまえば、それを求めるユーザーが何度も訪れてくれるのです。
もちろんそれは「良コンテンツ」になりますので、SEOも強く上位表示されるようになるのです。
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いかがでしたでしょうか?
今一度日々の日常生活の中で、自分がどんな時に「ググる」のか、「ググった」際になぜ自分が今そのキーワードで検索をしたのかをを考えてみてください。
また皆さんが今まで何かを購入するときの意思決定にサイトに自分自身がどれくらい触れてきて、助けられたのかを考えてみましょう。
その分析こそ売れっ子ライターになるための第一歩です!
自然検索からの流入を増やそう!コンテンツとSEO対策の関係。
そもそもSEOとは
SEOとは、「Search Engine Optimization」の略で、「検索エンジン最適化」という意味です。つまり、GoogleやYahooなどの検索エンジン(検索サイト)で、特定のキーワードで検索した際に上位に表示されるための対策のことです。
(Wikipediaより)
何だか難しいことを書いていますが、要は、「どのサイトが一番イケてるか」ということです。
皆さんは何かを検索した時に無意識に、上に表示されているサイトをクリックしますよね。これはGoogleさんが 、信ぴょう性の高い記事から上位表示させているという背景があります。
それではどうやって、検索時に上位表示させていくかを紹介していければと思います。
キーワードがカギ
前回ペルソナの設定の重要性を書かせていただきましたが、
今度はそのペルソナがどのようなワードで検索をするかを予測しましょう。
そしてそのキーワードを盛り込んだ、ユーザーにとって価値のある記事を作成する必要があります。
まずはペルソナが検索しそうなキーワードを挙げれるだけ挙げてみてください。
コツは「より具体的に」です。
例えば「帽子」といった広い意味のものではなく、「ニット帽」「麦わら帽子」「ニューエラのキャップ」「黒いゴルフの際に使用するサンバイザー」といった具合です。
そしてキーワードリストが出来上がったら、Google Adwords、aramakijake.jpなどのキーワード調査ツールでどのくらいの検索ボリュームがあるかを調べましょう。
Yahoo!知恵袋なんかも、悩みの宝庫ですのでおすすめですよ★
その悩みを解決してあげるコンテンツを作成すれば良いのです!
リンクの重要性
検索結果で上位に表示させるためには、外部対策といって記事へのリンクが重要になってきます。
最近の検索エンジンの進化によって、「昔効果があったリンク施策の多くが効果無し、もしくはペナルティを受ける」などリンク施策は無意味だという見解もありますが、とはいえまだまだ効果はありそうです。
ですのでTwitterやFBと連携し、SNSでシェアをされることや、他の誰かのブログで紹介されリンクが貼られるようになれば上位表示されやすくなるのです。
とはいえ個人でやっている場合は、意図的にリンクを増やすのも難しいかと思いますのでなるべくシェアされやすい「良コンテンツ」を、自分を信じて作り続けることが重要になってきます。
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いかがでしたでしょうか。HPの表示順位を上げていくためには、他の人が知りたくなるような他社には無い独自性のあるコンテンツを作っていったり、他の人にも紹介したくなるイケてるサイトを作っていくことが重要になります。
難しいとは思いますが、頑張ってみてください!
ペルソナが無いと始まらない!ブログを始める前にペルソナは絶対に決めよう!
ブログ運営の基本!ペルソナって何だろう?
ブログを行う際絶対に意識をしなくてはいけないのが、読み手です。読む人がいなくてはブログは成り立たないですからね。
つまりどんなブログにして 、どんな内容を誰向けに発信をするかを決めることが非常に重要になってくるのです。
ペルソナを設定する意味
ブログは読んでもらえなければ意味が無いですよね。そして読んでもらえる為には、読者にとって有益な情報を継続的にお届けしなくてはなりません。
読み手が誰であるかがわからず、ペルソナの定義が不明確であればその文章は読者に影響を与えることは難しいでしょう。
ペルソナを設定することの意味は以下の一言に尽きます。
「ピンポイントにターゲットに響く内容が予測できる」
例えば新しい記事を書くときに、この内容は本当に読んでもらえるかどうかが不安になるでしょう。
しかしそれはしっかりとペルソナを設定し、彼らの行動パターンや思考を想像すればおのずとわかってきます。
そしてペルソナの行動パターンや思考を理解すれば、何をどのタイミングで届ければ、”刺さる”記事内容になるかがわかります。
ブログ運営者はPV・セッション・SNSシェアが稼げるかを気にしがちですが、本当に大事なのは読み手を満足させてあげられているかです。
ペルソナがいることによって、「ターゲットが求めている内容かどうか」「この記事を見た後にはどのような行動を起こすか」など読み手を主語にして考えられるようになるのです。
あくまでユーザーファースト。ペルソナはブラさないこと。
多くのブログでは、誰のためなのかがよくわらからない記事が量産されています。
ブログである程度の数字が出てくると、「PVが○万になった!」「○円の広告収入になった!」とユーザーを数値やお金で考えてしまうことがあります。
決して悪いことだとは言わないですが、目の前の数値を達成するために、一度決めたペルソナを変更して方向性が違う記事を書くことはあまりおすすめしません。
目先の利益に走りそうになった時にペルソナがいれば、「この記事は設定したペルソナに喜ぶのか?」と自問自答しましょう。
逆に言えば、ペルソナが喜ぶ内容であればどんな内容でも良いのです。
絶対にブレない基準ができると、ブログを運営する上で考えやすくなりませんか?
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いかがでしたでしょうか。最初は難しく感じるかもしれないペルソナ設定ですが、実際やってみると楽しく設定できるものです。
ペルソナに沿った、一貫したメディア運営を心がけてみてください!
編集長になったつもりで考えよう。ブログで稼ぐための7つのステップ
ブログは一種のメディア運営である。
とある調査によると、ブログを始めた人のうち約80%が5つ目の投稿をする前に早くも更新をやめてしまったというデータがあります。継続出来ずにブログを放置してしまったわけです。
ブログは無料で簡単に始められる代わりに、継続的に行うことはなかなか難しいですよね。
今回はブログで稼ぐための7つのステップを紹介し、プロのライター、いやプロのメディア運営者になるための道のりを紹介させていただきます。
(1)ペルソナを設定しよう
当たり前すぎると思われるかもしれないですが、最初にコンテンツを発信する相手を決めましょう。意外と深堀ができていない人が多いように思われます。
ペルソナと呼ばれるターゲットを設定し、そこに向けて記事を書いていきます。
この記事の読者は誰だろうか?年齢は?性別は?職業は?どんな思考?どんな目的?・・・このようにどんどん深堀していきましょう。
(2)テーマ・キーワードを設定しよう
ターゲットとなる読者が決まったら次のステップは、その読者の課題解決になるようなテーマやキーワードを設定することです。
読者を知りその読者の悩みがわかれば、早速相手に情報を届けたくなるのではないでしょうか。
読み手がどんな悩みを抱えこの記事にたどり着くかを予測し、記事を読んだ後に悩みを解決できている状態になっていれば、必然的にリピーターになってくれる可能性は高まります。
(3)更新頻度を決めよう
人間は決まりごとがないとサボってしまいがちです。「1日1更新」「2日に1記事更新」など締め切りを設けましょう。
ただせっかく良い記事を配信していても、月に1度きりといった頻度では難しいでしょう・・
少し無理をした締め切りを設定し、締め切りが見えはじめたら、強制的に作業を進めましょう。
(4)コメント機能をオンにする
コメント機能はつけた方が良いでしょう。
何が読者を引きつけ、興奮させるのかを知ることができ、それが次のコンテンツの改善に役立ちます。
読者とのコミュニケーションもブログの醍醐味ですよね!
(5)常にアンテナを張ろう
読者や設定したターゲットが言っていることを、注意深く耳を傾けましょう。コメント欄を見るだけではなく、関連するテーマにはアンテナを張り、話題になりそうなことを積極的に知りにいきましょう。
そしてその内容を記事にすることが編集者の仕事です。
(6)記事をリライトしよう
一度公開したコンテンツを、育て、進化させましょう。
「リライト」という作業でSEOも上がり、PV数が驚くほど増加するのです。
「タイトルと記事内容の乖離がないか」
「冒頭に結論があるか」
「ターゲットは適切か」
「わかりやすく解説されているか」
「レイアウトは見やすいか」
記事は一度あげて終わりではありません。上記のように、公開後も見直していきましょう。
(7)読者の属性を把握しよう
最終的に収益化を図るためには、読者の属性を把握することが必要不可欠です。自分が設定したペルソナが本当に読者になっているのか、どのようなキーワードで記事に流入をしているのかを知るのです。
Googleアナリティクスを使用して把握することが必要です。
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いかがでしたでしょうか。
以上のステップがブログで稼ぎ、プロのメディア運営者になるための道のりになります。少し難しいと思うところもあるかもしれませんが、チャレンジしてみてください。
あなたは、もうメディアの編集長ですよ★
ライティングには「読んでもらえる工夫」が必要!
文章を最後にもうひと磨きできるライターになろう
文章をもうひと磨き、レベルを上げるのはちょっとした言葉の操作になります。
そして稼げるライターは、最後の仕上げの細かな言葉遣い、表現まで手を抜かずに磨き上げるものです。
具体的なエピソードは強いオリジナリティを生む。
具体的に起きた事実やエピソードにこそ独自性が宿っています。自分が見たり聞いたりしたことにこそ、何よりも強いオリジナリティーが生まれるのです。
テクニックとしてあるのは、「会話の引用」です。多少文法的におかしなところがあっても、それは生の声として生かしましょう。
上記のような事実の組み合わせが臨場感を生み、それが読み手の興味を引くオリジナリティのある文章になっていくのです。
人物名で始めるとキャッチー
文章のタイトルや書き出しは、人物名にすると目を引きやすい傾向にあります。
また同じ固有名詞でも、ヒト、コト、モノも順に注目されやすいのです。
人間には共感をする対象を探しながら文章を読む性質があるということが理由に挙げられます。
ライティングの一つのテクニックとして、「人物名始まりはキャッチー」と覚えていてください!
記事単位の重複に注意する
記事の「テンプレート化」に注意しましょう。記事の構成をあらかじめ考えることは必要ですが、固有名詞だけを入れ替えた記事を量産することはやめましょう。
そのようなテンプレ記事ばかりを書いていると、読み手にテンプレを使用して記事を量産していると飽きられてしまいます。
毎回考えながら、変化をつけていくことが重要です!
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いかがでしたでしょうか?ちょっとした工夫を続けることがライティング能力上達の近道です。文章を書くことがただの繰り返しのルーティーンになると、読み手に飽きられることはもちろん、自分もどんどん苦しくなっていってしまいます。
毎回ちょっとした工夫、ほんの少しの変化を織り込んでいくことが、文章を長く書き続けるコツになります。そうやって書き続けることが、ライティング能力を高める近道になりますので、頑張ってみてください!