書く前の準備で文章が決まる!文章の設計図を書こう!
書く前に準備をする。
仕事で外出先に向かう時、Googleマップや乗り換え案内で検索をしてから出かけますよね?文章を書くときも同じです。目的地を定め、経路を確認してから出かけるのが得策です。
しかしながら、文章となると、いきなり書き始めてしまう人が案外多い。たまたま上手く書きあげられればラッキーですが、迷い始めたら最後、無限に時間を費やす羽目になります。
今回はそんなみなさんの為に、書く前の準備についてお伝えしたいと思います。
悩まず書く為に、「プラモデル」を用意する。
プラモデルは、出来はさておき、小学生でも組み立てることが出来ますよね。
なぜプラモデルが簡単で間違いがないのか。それはあらかじめユニット化されたパーツが用意されていて、箱絵で完成イメージを確認したのち取扱説明書の指示通りに組み立てるからです。
この手法をライティングにも適用出来たら誰でも簡単に間違いなく文章を書き上げることができるのではないでしょうか。すなわち、文章をプラモ化してしまえば良いのです。
具体的には書き始める前に、以下のことをしてください。
・「どんなことを伝える文章なのか」を定めておく(箱絵)
・「何を言うか」をトピック化して並べておく(パーツ)
・「どれから」「どこを重点に」組み立てるかを決めておく(取扱説明書)
まず、文章の骨組みが決まると、あとはそこに肉付けをしていくだけです。全くのゼロから書くときと比べ驚くほどの速さで書けるはずです。
また、プラモ化は文章のみならず、あらゆる仕事で使える手法です。ビジネス書では「仕組み化」「フレームワーク思考」なんて呼ばれていますね。
書けなくなったら
先ほどはプラモデルを用意し、骨組みを太らせていけば自然と原稿になると記載
しましたが、それでも書いていると手が止まってしまう瞬間がしばしば訪れるものです。
そういう時は、一旦そこの部分は置いておいて、最後まで書き進んでしまいましょう。
完成度が低くても最後まで書き通すことが重要です。
おしまいまで見渡せるようになると、修正すべき方向がさっきよりもずっと楽に見出せるようになります。
※それでも手が止まってしまったら・・
今書いている文章の内容を人に話してみましょう。
難所がどこにあるのか、それはどういう原因なのか、アウトプットの形態を変えることで突然わかることがあります。
会話は文章より完成形にこだわらずに進められるものです。この「適当さ」を利用して、「迷い」で止まってしまった筆を進めましょう。
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いかがだったでしょうか?
良い文章とは、完読される文章であり、完読されることを目指しましょう。おしまいまで読んでもらうことは意外と難しいものです。
完読出来ない文章はどんな要素があるでしょうか?
・文章が長すぎる
・タイムリーな話題じゃない
・事実ではない
・誤字脱字がある
・繰り返しばかりで飽きる
・主張が強すぎる・・・etc
上記のように色々な要素があります。
第一ステップとして文章の骨組みを作り、読み手にストレスの無い文章の作成を目指しましょう!