ライティングの基本。読み返して直す!
完読を目指して文章を磨いていく
言いたいことが伝えられる文章が書けるようになったところで、及第点です。そこからさらに磨きをかけ、完読してもらえるようにブラッシュアップしていきましょう。
文章がうまくなっていく過程というのは、読み直しの連続です。粗さやほころびに気付き、そして直す。それが学びとなり、次に書くときに同じ過ちを繰り返さなくなります。
そして、ライティングスキルがはどんどん磨かれていくのです。
文末のバリエーションに気を配る
文章を書く上で一番気をつけたいのが、文末の重複です。
「〜しました。〜しました。そして、〜しました。」と文末に同じ表現が続いており、小学生のような幼稚な印象を与えてしまう文章をよく見かけます 。
「〜しました。〜しています。そして、〜になりました。」
上記のように、過去形と現在形にしたり、言い換えをするなどして単調さを緩和しましょう。
文末表現は文章の印象を左右する重要な要素です。
文末表現のカードをいかに多く持っているかが、売れっ子ライターになるための秘訣と言っても過言ではないでしょう。
漢字とかなのバランスに注意する
自分の文章を遠目で見てみてください。
文章の中で漢字の割合が多いと段落は黒く、少ないと段落が白く見えるものです。
パッと目に浮かんだ段落が黒っぽいと、多くの読み手は難解な論文のような印象を抱き、内容に触れる前に離脱してしまう可能性が高いです。
だからといって、でひらがなばかりの文章も幼稚に見えて、時間を割いて読むに値しない文章だと思われてしまいます。
このように文面をビジュアル的にデザインする意識が非常に重要です。
漢字の割合をコントロールしてみましょう!
固有名詞は必ず確認。手打ち禁止でコピペせよ
固有名詞、数字は誤植の頻発ポイントです。
ライティングをする際に、どこかのサイトから他人が書いた記事をコピペをすることは、禁止ですが、固有名詞はその限りではありません。
固有名詞の誤植は、嘘の情報を発信してしまうことで、関係者に迷惑をかけてしまう危険性があります。
数字も、文章に具体性と客観性を与えてくれる便利な要素ですが、同時にミスが発生しやすいポイントでもあります。
データに関しても厳密にチェックするようにしましょう。
また、「唯一の」「〜が初めて」 などの表現もミスが発生しやすいポイントです。
強いアピールができますが、その情報が本当に正しいのか複数ソースで確認することをおすすめします!
仮に公式情報だったとしても疑ってかかる癖をつけるようにしましょう!
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いかがでしたでしょうか?
文章を修正したら、必ず冒頭から読み返しましょう。
また、一つを修正した後には必ず冒頭から読み返す癖をつけてください。
なぜなら、部分的に改善された箇所が、通して読むと前後の文とのバランスが悪くなっているケースがあるからです。
初めて読む読者がどんな印象を持つかを想定するのに、冒頭から読み返す以外の道はありません!